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ブレーキパッドの面取りは必要?作業方法や費用相場もチェック!

2022年01月20日

車のパーツを新しいものに交換をすれば、今までよりも性能がアップするイメージがあるかもしれません。
しかし、ブレーキパッドというのは、新しいものをそのまま装着するよりも、「面取り」という一手間を加えた方がより高いパフォーマンスを得られます。
もちろん、面取りをしなくても問題ありませんが、快適な走行のためには欠かせないものです。

ここでは、ブレーキパッドの面取りの必要性や作業方法、費用について解説していきます。

ブレーキパッドの面取りは必要?作業方法や費用相場もチェック!

ブレーキパッドの面取りとは?

ブレーキパッドの面取りとは、専用のヤスリや工具を使って、消耗する面のエッジ部分をならしていく作業です。
女性であれば、大根の面取りをイメージしていただくと分かりやすいかもしれません。

簡単に言うと、鋭いエッジ部分を削るのが面取りで、削って滑らかにすることでローターへの干渉を軽減させて、異音が出ないようにする作業となります。

ブレーキパッドの面取りの必要性

当たり前ですが、パッドがきちんとローターと接触をすればブレーキは効くので、面取りを必ずしなければいけないということはありません。
それでも「必要だ」という意見があるのも事実です。

では、なぜ必要・不要というように意見が分かれるのか、した方が良い理由や、しなくても良い理由を見ていきましょう。

面取りをした方が良い理由

面取りをした方が良い理由は、ブレーキをかけたときの異音が無くなるからです。
ブレーキパッドを交換した直後、もしくはすり減ってくると「キーキー」という鳴きが起こることがあります。
異音がしても特に問題は無いのですが、ブレーキを踏むたびに異音がするのは不快ですし、交換をしていないのであれば不安になることもあるでしょう。

面取りをすると、金属部分の摩擦が減少するので異音がしなくなります。
走行中のストレスというのは運転の安全性に関わってくるので「異音を消すことでストレスを軽減し、安全性を高められる」と考えれば面取りは必要と言えます。

面取りをしなくても良い理由

面取りをしなくても良い理由は、前述したようにブレーキのパフォーマンスに直接関係が無いというところにあります。
面取りをしてもしなくてもブレーキは正常に効くので、わざわざ費用をかけて作業を行なう必要は無いと言えるでしょう。

また、今のブレーキパッドは昔のものと比べると鳴きも少なく、多少鳴きがあっても走行中に自然に無くなります。
商品によっては、新品の状態でも面取りされているものもあるので、必ずしなければいけない作業ではないと言えるでしょう。

パッドの「鳴き」が起こったら交換をした方がいいのか

ブレーキパッドがすり減ってくると、「そろそろ交換した方が良い」というサインを出す役割を持つパッドウェアインジケーターによって、「キーキー」と鳴きが発生するようになります。
こういった場合も面取りによって音を解消することはできますが、すり減った状態を長期間放置しているとブレーキの効きが悪くなるので、交換をするのがベストです。

また、ただの「鳴き」ではなくパッド自体に異常が起きている可能性もあるので、異音がする場合は自分で判断せずに整備工場などで点検をしてもらいましょう。

ブレーキパッドの面取りの作業方法

ブレーキパッドを整備工場やディーラーで交換するのであれば、基本的に面取りをしてもらうので自分でする必要はありません。
また、当たり前ですがパッドの交換や面取り作業は専門知識や技術が必要であり、認証工場や指定工場内で行なわなければいけないので、「自分でやる」という方も少ないでしょう。

とは言え、中には「自分でやりたい」という方もいるかもしれないので、作業の手順を紹介します。

作業の手順

面取り自体はとても簡単で、鉄工用のヤスリがあれば誰でもできます。
パッドのエッジ部分にヤスリを充てて、ごしごしと擦っていけば角が取れてくるので、指で触ってみて滑らかで丸みを帯びた状態になっていれば面取り完了です。

ブレーキパッドの面取りの費用相場

今は、修理工場やディーラーのホームページを見ると、作業の工賃が記載されていますが、面取りの工賃は載っていないことがあります。
料金が分からないと、作業を依頼したくてもためらってしまう方も多いかもしれません。

工賃は会社や車種によって異なりますが、新品でパッドの取り外し作業が無い場合は5,000円程度が目安となります。
すでにパッドを装着している状態で作業を依頼する場合は、脱着費用として6,000円〜8,000円程度の工賃がプラスされるので、10,000円〜15,000円ほどの作業費用を目安にするといいでしょう。

ブレーキパッドの面取りは整備士に任せよう

ブレーキパッドの面取りをするかしないかは自分の判断次第と言えますが、新しいブレーキパッドに交換するのであれば、やっておいた方が異音も無く快適に走行できます。
ただし、自分でできないことはありませんが、専門的な知識や技術が無い人が面取りをすると削り過ぎてしまうことがあるので注意してください。

「ヤスリ掛けは簡単」というイメージがあっても、大事なブレーキに関わる作業なので、多少費用がかかっても専門技術を持つ整備士に任せるのが正解です。

当社「株式会社クランツ」では、国産車および輸入車のブレーキパッドを製造・販売しています。
ブレーキパッドの交換や面取りのご相談も受けておりますので、お問い合わせください。