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パーキングブレーキの仕組み|役割やメンテナンス方法を併せて解説

2024年03月10日

車にある複数のブレーキには、パーキングブレーキといった駐車時にしようするブレーキがあります。

駐車するときに使うブレーキは、パーキングブレーキのほかにサイドブレーキといったものを聞いたことがあるでしょう。
どのような違いがあるのか気になる方もいるかもしれません。

この記事では、パーキングブレーキについて解説しています。
パーキングブレーキとサイドブレーキの違いや安全性にも触れていますので、最後までご覧ください。

パーキングブレーキ

パーキングブレーキとは

パーキングブレーキは駐車に使うブレーキで、フットブレーキやエンジンブレーキと同じく車の制動装置の一つです。

この章ではパーキングブレーキについて以下の2点を解説します。

  • サイドブレーキとの違い
  • 仕組みについて

それぞれ順番に解説します。

サイドブレーキとの違い

パーキングブレーキとサイドブレーキはどちらも、車を静止状態にさせるための制動装置です。
サイドブレーキはパーキングブレーキに含まれるブレーキの一種です。

サイドブレーキは、レバー式のパーキングブレーキで、手で引いて操作をします。
近年では、フットペダル式のパーキングブレーキが普及しているので覚えておきましょう。

仕組みを紹介

パーキングブレーキは車の静止状態を維持するために必要です。
フットブレーキやエンジンブレーキのような制動力が不要で、多くの場合ワイヤーを動力としています。

レバーやフットペダルでワイヤーを引っ張り、後輪のドラムやキャリパーに作用してブレーキが作動します。

静止状態を維持できる程度の制動力しか発揮できない点に注意が必要です。

パーキングブレーキの種類

パーキングブレーキの種類は大きく3種類です。

  • レバー式
  • フットペダル式
  • 電子式

この章では、それぞれの特徴などについて解説していきます。

1.レバー式

運転席の横にあるレバーで操作するタイプで、サイドブレーキです。

車を製造するうえでは、レバー式だとシンプルな構造であるために部品数・重量を軽減できる点がメリットです。
MT車が主流だった時代は、アクセル操作と互換性がよいために多く採用されていました。

デメリットは、レバーの引きが不十分な場合に作動しないため、しっかり引かなくてはなりません。
製造するうえでは、レバー設置のスペースが必要な点がデメリットです。

2.フットペダル式

フットペダル方式とは、運転席のペダルで作動します。

一般的に、ペダルを1回踏むと作動し、もう1回踏むと解除する仕組みです。
車両によっては、フットペダルだけでなくレバーを用いる場合もあります。

足元にペダルを設置するため、余分なスペースを必要としない点がメリットです。
車内スペースに制限のある軽自動車やミニバンなどと相性がよいために、採用しているタイプも多いです。

踏んで作動させるため、起動時にレバー式のような力を必要としません。
MT車との相性はよくありませんが、現行MT車の需要は減少傾向にあるため問題にはなりにくいです。

3.電子式

採用率が急上昇し、主流となりつつあるのが電子式です。
モーターの力を用いてパーキングブレーキの機能を変えられます。
ドライバーはスイッチ操作をするだけのため、とても便利です。

シフトレバーと連動し、自動的に起動するタイプもあります。
誰でも簡単に操作可能な点が大きなメリットで、自動運転支援機能などトレンドの機能とも相性がよいです。

デメリットは構造が複雑な分、車の重量が増す点と燃費悪化の要因になる点です。

パーキングブレーキの注意点

パーキングブレーキの効果をしっかりと発揮させ、安全に使うためには2つのポイントの意識が重要です。

  • メンテナンス方法
  • 解除できないときの対処方法

それぞれ順番に解説していきます。

1.メンテナンス方法

パーキングブレーキのメンテナンスが必要かどうかは以下の2つを確認して見極めましょう。

「カチカチ音」
上り坂できちんと作動するか

まず、パーキングブレーキを起動させた際に鳴る「カチカチ音」が聞こえるかを確認しましょう。
適切な回数は車の取り扱い説明書などに記載されています。
その際、音だけでなく起動させた際に普段とは違う違和感を覚えるかもチェックしておきましょう。

次に、上り坂でパーキングブレーキがきちんと作動するか確認してください。
上り坂でパーキングブレーキを作動させ、車がきちんと静止しない場合はすぐにメンテナンスに出しましょう。

2.解除できないときの対処方法

パーキングブレーキが解除できない原因の多くは、ワイヤーに異常が生じた場合です。

ワイヤーが外れた場合は応急処置も可能ですが、切れた場合はすぐにプロに修理を依頼しましょう。

また、寒冷地などでワイヤーが凍った場合は暖かい場所でしばらく待ちましょう。
しばらく待っても異常がある場合には、同じくプロに依頼してください。

まとめ

パーキングブレーキの役割や仕組み、メンテナンス方法や使用時の注意点について解説しました。
パーキングブレーキは、車の静止状態を維持させるためのブレーキです。

車を一時的に止める際、万が一のリスクを起こさないためにもしっかりとパーキングブレーキはかけましょう。

また、リスクを避ける意味でもメンテナンスが必要かどうかの判断もできるようになっておくと安心です。

ブレーキ関連でお悩み・お困り事があればお気軽にご相談ください。
整備士もいるので予約制で点検OKです。

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